みーた、ヒモになりたい

ちょっぴりノスタルジックな現役大学生の世界観

プレゼントを考えるのは難しいという話

クリスマスがあと1ヶ月になり世の男達は色々と考える季節になった。

愛する人を喜ばせるために、もしくは狙っている女の子とうふ~んな展開に持っていくために、男は知恵を絞って考える。集合時間はいつ頃か、どこでディナーをしようか、プレゼントは何にしようか、その後は。悩みの種は尽きない。

かくいう自分もそれに漏れておらず、今焦りながらも色々と計画を立てている最中なのだ。

 

一番の悩みの種になるであろうものといえば、やはりプレゼント選びだと思う。プレゼントの内容のことはもちろん、金額面でも悩ましいところはある。大学生になり、それ相応のものを求められる風潮に屈している手前、安すぎるものをプレゼントするのは許されないのだ。そんなものをプレゼントした暁にはTwitterで「【悲報】彼氏、クリスマスプレゼントのセンスが全くない(画像略)」なんてツイートされ、周りの人からはセンス0のヤバい男認定されてしまう。避けたい。どうしてもそれは避けたいのだ。一人の大学生としての人権はまだ放棄したくないのである。

 

 取り敢えず情報収集が大切な気がした。ネットで検索、「彼女 クリスマスプレゼント」。色々なサイトを物色しては、誰もいない部屋で「これはねーわ」、「絶対捨てられる」と泣きながら探す。大学の卒業研究に追われる自分が、なぜここでも色々なものに追われ泣きながら検索をかけプレゼント吟味をしているのか。なぜ、ここまでやろうと思うのか。理由は一つ。

 

彼女が怖いのだ。

それはもう、とてつもなく怖い。聞かれたことに対して正確な返答が出来なければグーで腹を殴られ、作っていただいた夕飯に対して彼女が喜ぶような感想を言わなければ火を噴き、部屋を焼き尽くすのだ。

 

当然冗談ではある。が、素敵で優しい彼女でも1000円行くか行かないかの貧相なプレゼントを渡された日には、流石に怒り狂って部屋にいれてくれないこと間違いなしだろう。怖い。

 

今年の定番とか流行プレゼント、よりも自分のために考えて買ってくれたものの方が嬉しいということは去年から何度も言われてはいるが、だとしても候補すら思い浮かばないのでいくつかのクリスマスプレゼント紹介のサイトの中から1つを取り上げて、そのサイトで取り上げられているすべてのプレゼントに対して彼女にふさわしいものはどれか、考察していきたい。

 

【予算別】2017人気クリスマスプレゼント。彼氏彼女が喜ぶ愛たっぷりギフト特集 | Anny アニー

 

 今回はここのサイト。検索したら上から何個かめに教示されていて、タイトルに少し惹かれた。

 

まず一つ目、一番最初に取り上げられていたプレゼントがこれ。

 

1、上質なプチコスメ

クリスマスシーズンに楽しい思い出が多く残るように、彼女をそっとサポートするクリスマスプレゼントを贈りましょう。

最初からこれだと、あとが心配になるような物だが、当然これはダメである。プレゼントする相手の肌質を知らないし、そもそも肌に合うようなものを自分で買っても、たまに合わない時がある(彼女談)という話を聞いていたのが理由。ティントリップは唇の色素沈着が起きるかもしれないとかいうの聞いたことあるし、彼女のプルプルの唇を汚すのはダメだし、ネイルとかは自分が嫌いなので買わない。というか肌質聞いてくる彼氏気持ち悪いでしょ。次。

 

2.アクセサリー

クリスマスプレゼントの定番であるアクセサリー。「自分のことを想ってプレゼントしてくれた」その気持ちに一層嬉しく感じるはずです。

絶対メルカリに売られる。最近アカウント登録したと言っていたので、自分があげたプレゼントもそろそろ本格的な仕分けをしていくかもしれない。怖い。あげられない。ピアスは耳に穴をあけてないのでダメ。イヤリングは前あげたけど多分メルカリで売られた。

 

3.お酒

クリスマスディナーのお供にもなるので、二人で幸せなひと時を楽しめるかもしれませんね。豊かなクリスマスを迎えましょう。

お酒というアイディアは浮かばなかった。これはいいかもしれない。しかしながら自分は氷結の500mlを飲みきれない下戸オタクなので多分がっかりされそう。

 

あげられないものもあったけど色々と参考になった。ありがとう、google検索。

 

ヒモになりたい男、みーたとしてはこのクリスマスはやはり彼女の機嫌をとりつつ懐にすばやく入っていくことが出来る絶好の機会。ここは絶対にものにしたいのだ。世界一可愛くて、愛している彼女に養ってもらうなんて夢のような話を実現するべく、勉学よりもヒモになる方向に最大限努力しているこの男、称賛されるべきだ。

 

相手によって当然変わってくるプレゼント。期限ぎりぎりまで、できるだけ深く考えたい。喜んでもらえたら、こっちも嬉しくなる。笑顔が見れるなら、多少の苦労なんて厭わないのだ。

 

 

プレゼントを考えるってやっぱり難しい。